ブルームーンでは、贈与経済2.0を基礎にカフェを運営する試みをしています
- 前提条件
- 東京・高円寺の商店街に面した立地のいい店舗/建物
- テナントとして通常の商業施設に入ってもらえれば、それなりの家賃収入が得られる&オーナーさんの懐事情もそんなによいわけではない(収益がなければローンが返せない)
- 運営
- それでも単なる商業施設ではなく、ここを拠点に人々の関係が増えていくことを望む人々(含むオーナーさん)が、それぞれの贈与によって場に関わり、カフェを運営しています
- 自律分散型運営:運営参加条件は「場に対するコミットメント」をもつことのみ
- この場合の「場に対するコミットメント」とは、運営組織の「共同体」に参加することを意味するのではなく、自分視点を離れて「場にとって何がよいか」を考える視点をもつことを意味する。このときの「場」には、具体的な人物は含まれていない(2024-09-30の運営定例会で確認)
- それゆえ、運営参加者同士で「実際には会ったことがない」という状況も許容される
- 「場にとって何がよいか」をそれぞれに考え、実際に場所を使って何かをしてみて、皆からフィードバックを得ながらトライ・アンド・エラーを繰り返し、関係人口を増やしていくことを目指している
- 「カフェの売上は、ここが好きな人が増えてくれば、後からついてくるだろう」という楽観論に立ち、自律分散型の贈与経済圏の確立を優先させている